既製品より、自分しかないものへのこだわりを持つことも
Re-Styleの成功へのアプローチ
現在、省エネをはじめとする環境へ配慮した家づくりが多くなってきています。もはや、その考え方が、家づくりのスタンダードなのだと思います。さらに安全性へのニーズも高くなってきており、制震工法などの採用も増えてきています。
予算的な傾向として、7000万円以上か1500万円~2000万円の2つに分けることができます。
予算がふんだんにある場合は別ですが、リフォームあるいはリノベーションどちらをするにしても、しっかりとした目的意識を持つことが重要です。
例えば、アンティークの趣味があるのでしたら、プラン時に設計デザイナー等とよく話をし、将来的にアンティーク家具などが増えることを想定したプランが必要になることもあります。

また、既製品に飽き足らず、自分だけのものへのこだわりが強いのでしたら、ただ単に新しい設備等を入れたリフォームをするのではなく、自分のアイデンティティに沿ったプランをしっかりとたてることが、末永く住まえる条件となるでしょう。
いずれの場合も、設計デザイナーあるいは建築家に、遠慮することなく自分の考えをしっかりと伝えることが、成功の秘訣です。

profile
[加藤敏仁]
プランネットパートナーズ代表
和歌山県生まれ。千代田デザイン写真学院建築科卒業。
KATO建築設計事務所を設立、数多くの設計を手掛ける。
2006年4月、杉本氏と「プランネット パートナーズ」を共同設立する。
[杉本文子]
プランネットパートナーズ代表
和歌山県生まれ、日本女子大学家政学部住居学科卒業。
赤木建築設計事務所を経て杉本文子建築アトリエを設立する。
2006年4月、加藤氏とともに「プランネット パートナーズ」を設立。
主な受賞歴に「木の国・Wood Design コンテスト優秀賞」がある。
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